FX スワップポイント

FXにおけるスワップポイントとは、異なる2つの通貨間の金利差を基に発生する損益のことです。この仕組みは、金利の高い通貨を買い、金利の低い通貨を売ることで利益を得られる一方、逆の場合には支払いが発生するというものです。

 

 

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スワップポイントは固定ではなく、短期金利市場や為替レートの変動に応じて日々変化します。また、業者ごとに提示されるスワップポイントも異なります

スワップポイントはポジションを翌営業日に繰り越す際(ロールオーバー)に発生します。保有ポジションの日数分、スワップポイントが付与されます。ただし、同じ日に決済した場合には発生しません。

 

まとめ

スワップポイントは日をまたいでポジションを保持することで貯まっていくのでスイングトレード手法の一つと考えられますが、通貨間金利は日々変動するので、日によってプラスマイナス入れ替わります。

個人的なやり方ですが、トレードする際の通貨を選ぶときにこのスワップを見ます。そしてトレードに臨むやり方です。こうするとスワップでマイナスでもトレードでプラス、逆にトレードでマイナスでもスワップでプラスにできれば相殺、うまくいけば相乗効果が得られます。

逆にスワップマイナスでトレードでもマイナスのこともありますが、この考えの有無でリスクの大きさが変わると考えるため、上記やり方を資金管理をしつつ運用しています。

 

FX スワップポイント 比較

 

FXのスワップポイントは業者ごとに異なり、市場状況などにより都度変動します。下記は2025/2/11時点のデータを比較したものです。

 

XM

 

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・スワップポイントは全体的にマイナスが多く、特にショートポジション(売り)で大きなマイナスが見られます

・高金利通貨ペア(例: トルコリラや南アフリカランド)では利益を狙いやすい傾向があります

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HFM

 

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・HFMのスワップポイントは公式サイトやツールで確認可能ですが、具体的な数値は公開されていない場合があります。
・スワップフリー口座も提供しており、特定の条件下でスワップポイントが発生しない取引が可能です58

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exness

 

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・一部の通貨ペアではロングまたはショートでスワップポイントが0となる設定が特徴です(例: USD/JPYのロング)。
・マイナススワップが比較的小さいため、長期保有に向いている場合があります。

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スイングトレードにはこのスワップも効いてきますが、これだけではなく、スプレッドもトレードコストに影響してくるのでこれにも注目して業者選びやトレードする通貨ペア選択が大事です。

ただ、上記であげた3つは私が使った感じでは取引手数料やスプレッド値に関しても気にならないレベルなのでトレードする際に活用しています。

 

FX スワップポイント 長期

 

FXにおけるスワップポイントで利益化するために長期保持することを考えると戦略的な運用が必要です。つまり低金利通貨を売り、高金利通貨を買うことで、金利差(スワップポイント)から利益を得る手法です。

 

 

ただ所持するポジションの価格が逆行した場合の損失(ロングエントリーでトレンドが下落しているケースなど)も考慮する必要があるので、資金管理やテクニカル分析によるエントリータイミングなどが重要になってきます。

 

長期運用時の注意点

■為替変動リスク: 為替レートが不利な方向に動いた場合、スワップポイント以上の損失が発生する可能性があります。
■金利変動リスク: 中央銀行の政策変更や市場状況によって金利差が縮小すると、収益性が低下します。
■トリプルスワップ: 週末や祝日にはスワップが3倍になることがあるため、このタイミングでポジションを保有するかどうかも考慮する必要があります。

 

まとめ

スワップポイントは、長期投資戦略において重要な収益源となる一方で、市場変動や政策変更によるリスクも伴います。キャリートレードなどの戦略を活用しつつ、適切な資金管理とテクニカル分析などを行うことで、安定した利益を目指すことができます。

 

FX スワップポイント 確定申告

 

FXにおけるスワップポイントは決済時に確定申告対象になります。

 

 

1.決済時に課税対象となる:
    スワップポイントは、ポジションを決済した際に確定し、課税対象となります。未決済のポジションにおけるスワップポイント(評価益)は課税対象外です。
    例えば、反対売買や受渡注文などでポジションを決済した際に得たスワップ益が確定し、その時点で課税対象となります。
    
2.雑所得として扱われる:
    スワップポイントは「雑所得」の一部として計上されますが、他の雑所得とは異なり、「申告分離課税」の対象です。
    税率は一律20.315%(所得税15%、住民税5%、復興特別所得税0.315%)です2414。

3.損益通算と繰越控除:
    FX取引で発生した損失(為替差損やスワップ損)は、同じ年の他のFX取引の利益と通算可能です。また、損失が残る場合は翌年以降3年間にわたり繰越控除が可能です
    
申告方法と必要書類

1.必要書類:
    □「申告書第一表・第二表」
    □「申告書第三表(分離課税用)」
    □「先物取引に係る雑所得等の金額の計算明細書」
    □FX取引明細書や年間損益報告書(ブローカーから取得可能)


2.計算方法:
    スワップポイントと為替差益を合算し、必要経費を差し引いた金額が課税対象となります。
    必要経費には、セミナー代や書籍代などFX取引に関連する費用が含まれます
    
    
    

3.提出方法:
    確定申告は税務署で直接行うほか、e-Taxを利用してオンラインで提出することも可能です

 

確定申告が必要な条件

 

1.利益が一定額を超えた場合:
    ・給与所得者の場合、給与以外の所得(利益)が年間20万円を超えると確定申告が必要です。
    ・FX専業トレーダーや主婦・学生の場合、年間48万円を超える利益で確定申告が必要になります。
2.期間:
    確定申告期間は通常、翌年2月中旬から3月中旬までです。2024年分の確定申告は2025年2月17日から3月17日まで行われます。

 

注意点

・スワップポイントは日々発生しますが、課税対象となるのは決済時点で確定したもののみです
・未申告や期限後申告の場合、ペナルティとして無申告加算税や延滞税が課される可能性があります
・ブローカーごとに提供される年間損益報告書を確認し、正確な金額を把握することが重要です
 

 

■プロフィール

 

筆者:とくさん

一言:普段はカスタマエンジニアとして仕事をしています。去年初め位からFXを始めました。同時期にFXスクールに入り、基礎知識、検証を通して利益を出していましたが、最近相場環境が変動してきていたので再度検証をしたりしています。

 

 

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