FXのヒストリカルデータをMTにインポートやヒストリーセンターからダウンロードする方法をまとめています。
FXの過去データ(ヒストリカルデータ)の導入はFX証券会社共通でMTにログインしてから行います。違いとしてはこのヒストリカルデータは口座開設したFX会社から取得するか、別のところから取得するかの違いだけです。
私が実際にやったのはFXDDからヒストリカルデータをダウンロードしてインポートしました。
ただ、FX会社から直接インポートすることもできます。例えばXMから直接ダウンロードしてヒストリカルデータのインポートができます。
MT4の場合
1.既存のHSTファイルを削除
やり方
1-1.ファイルメニュー>データフォルダ>histryフォルダを開く
1-2.HSTファイルを削除
2.ヒストリカルデータをXMからダウンロード
やり方
2-1:ツール>ヒストリーセンターを開く
2-2:任意の通貨の中にある任意の時間足をダブルクリック
2-3:左下にあるダウンロードをクリック>選択しが出るので「はい」をクリック
上記まで実行するとデータベース数が1893023のように増えれば完了します。
MT5の場合
MT5にはMT4のようにヒストリーセンターがありませんが、ヒストリカルデータをダウンロードする方法はあります。
1.ツール>オプションにあるチャートタブの中にある一番下の項目「チャートの最大バー数」を「Unlimited」に変更
2.表示>銘柄をクリック
3.チャートバータブ>任意の通貨、時間足、ヒストリカルデータの期間を選択し、情報呼出をクリック。
MT4とは項目が異なるので一見できないように見えますが、ちゃんとできました。でも全期間というよりもこの期間は指定が必要でした。私の場合は3年位に指定して、検証に活用しました。
ただよく言われるのがFXのヒストリカルデータの精度問題です。有料のヒストリカルデータは精度が高いが無料で手に入るものは精度が低いという情報がありました。
が、私の場合は精度はあまり重視しておらず、資金管理の方が重視します。実際に現在に至るまでに無料のデータをインポートして検証し、現在のリアルトレードで利益確立に至りました。
自動売買の場合もこのヒストリカルデータを使ったバックテストから稼働させ、利益確立はできました。FX自動売買はいかにヒストリカルデータの精度が高くても飛ぶときは飛ぶので精度はあまり気にしてなかったです。
結論として、負けないトレード(利益を狙っていく)は精度の高さとイコールではないということでした。結局何を最優先事項にするか、これが重要とするのが私個人の考え方ですね。
FX ヒストリカルデータ 信頼性
MTに導入するヒストリカルデータの信頼性については無料のものは低いといわれ、有料のものが高いといわれますが、私自身の場合は信頼性よりも負けないトレード、もとい利益確保優先の考えのため、信頼性についてはあまり気にしません。
実際に無料のものを使ってインポートして検証し、トレードルール構築して資金管理しつつトレードしてますが、リアル相場において通用したことから無料で十分という結論になりました。
そのため、結論として信頼性は無料のものは有料よりも低いが、利益確保、負けないトレードをしていく上では必須ではないということですね。
FX ヒストリカルデータ 時間足
FXのヒストリカルデータを時間足毎にインポートできますが、ヒストリーセンターからダウンロードする場合は任意の通貨の時間足を選択してダウンロードを選択すれば完了なので比較的簡単でした。
ただ、PeriodConverterを使うことと、パラメータに時間足(分、時、日など)の指定が分単位で行うので若干手間がかかりました。具体的なやり方は本ページ冒頭に掲載した「MTでの過去データの取り込み方」に記載しました。
パラメータとして5~60分までは入力する数字は同じですが、日~月になると計算して入力しました。
時間足 | 分(パラメータ) |
日 | 1440 |
週 | 10080 |
月 | 43800 |
よくヒストリーセンター以外からダウンロードするときは1分足は全通貨揃っていることはあっても時間足は1分足が多かったです。でも分析には1時間足から始まり、今は日足~月足くらいを見ているので1分足から他の時間足を作る必要があったので調べながら追加していきました。
■プロフィール
筆者:とくさん
一言:普段はカスタマエンジニアとして仕事をしています。去年初め位からFXを始めました。同時期にFXスクールに入り、基礎知識、検証を通して利益を出していましたが、最近相場環境が変動してきていたので再度検証をしたりしています。